天理教河原町大教会

天理教河原町大教会とは

河原町大教会の歩みは、明治14年(1881年)9月、初代会長・深谷源次郎の入信に始まります。

明治17年(1884年)3月、源次郎は他4名と共に、おぢば(奈良県天理市)に願い出て、河原町大教会の前身となる「斯道会」結講のお許しを戴き、源次郎を講元として歩み始めました。以来、斯道会の道は飛躍的に伸び、本会を第1号として続々と部内講社が結成され、明治末には5105号にまで及びました。

明治21年(1887年)、河原町通三条下る東入大黒町に集談所を設置。

明治22年(1888年)2月18日、教会設立のお許しを戴くと、河原町通二条下ル一ノ舟入町に最初の神殿を建築。「河原町分教会」との名称のもと、源次郎を会長に、京都で最初の教会として歩み出しました。これを契機に、次々と部内教会が生まれ、明治31年には250カ所を超えるまでになったのです。

やがて、教勢の伸展に伴い、神殿が手狭になったことから、東丸太町の現在地へと移転。明治35年(1902年)に新たな神殿が完成しました。

さらに、明治42年(1909年)には、大教会に昇級し、「河原町大教会」となりました。

やがて、前の神殿も、歳月と共に傷み、教会創立100周年を迎えるにあたって、おぢばに正対した神殿普請に着工。平成元年(1989年)に完成しました。

この間、国内はもとより、遠く海外へも道が伸びると共に、部内教会が次々と分離陞級し、初代会長をはじめ5名の者が蒔いた一粒の「斯道会」の種から、35箇所の大教会を生むに至りました。

令和元年には、教会創立130周年記念祭をつとめ終え、さらに本年は、斯道会結講140年の節目の年を迎えています。

▶令和6年1月現在